村上晃一さんにきく After Match Function事情

東大阪ラグビーめしとは?

ラグビー選手が、試合終了後にお互いの健闘を称えて食をともにする「アフターマッチファンクション」のように、東大阪市内の飲食店で楽しく食事ができる東大阪独自のおもてなしメニューを募集しています。

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村上晃一さんプロフィール
ラグビージャーナリスト。解説者、編集者、ライターそしてブロガーとしてラグビーファンなら誰もが知る存在。元ラグビーマガジン編集長。


「大人のスポーツ」として差別化も

〇観戦スタイル、日本と海外の違い

海外のファンは試合のカテゴリーによって観戦スタイルが変わります。テストマッチ(国代表戦)は正装で、セブンズはお祭り騒ぎ、スーパーラグビーはその中間。同じ人が、見る試合によってスタイルを合わせているのです。特にイギリスはマナーを大事にしています。相手のトライにも拍手を送り、相手チームのファンと隣り合って座っていても、けんかになることはありません。サッカーのフーリガンも、ラグビー観戦ではマナーを守っているそうです。


〇ラグビーと食文化

イングランド・グロスターのキングスホルムスタジアムは地元プロチームのホーム。ゲームの日は地域の店舗が出店し、2万人の定員がいっぱいになります。
日本では、花園ラグビー場が同じように食が最も充実しています。メイン、バックスタンド両方に飲食ブースが出て、スタジアムグルメを楽しむファンがたくさんいます。

ルールにグレーゾーンが多いラグビーは、高い水準のスポーツマンシップを見る側にも求められます。そこで「大人のスポーツ」として差別化してもいいでしょう。食のメニューも決して若者だけでなく、高い年齢層や生活に余裕のある層をターゲットにしても悪くありません。さらに一歩進み、女性のファンがおしゃれをして出かける場としてラグビー場を考え、食もそれに見合うものがあっても面白いですね。


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